人気の「ウォーターボーイズ」の権利を取得。あとはアイスクライマーをモロパクリしたような雪山登山ゲームとくっつけただけ。
オリジナル要素としては体温ゲージを設けたが、男子学生はビキニパンツ一丁なので死にまくり。 男同士人肌で暖めあうことで凍死を防げるらしいのだが、なぜかその間だけ実写映像になるので気持ちが悪い。プログラマーの趣味なのか?
また肝心のキャラクターも、妻夫木君は一切現れず映画でもテレビでもほとんど見たことがない白デブふたりがメインなのは 権利が取れなかったのか、これまたプログラマーの趣味なのか?
(すしと)
安部譲二の権利を取得したために普通の野球シミュレーションとはひと味違い、スタジアムは塀の中、選手は囚人となっている。 しかしせっかく成長した選手が仮出所してしまい急にエースがいなくなったり、試合前に大ゲンカになり選手全員が反省房行きのため中止、などバランスがすこぶる悪い。
また実況ボイスが全て安部譲二先生なので、聞き取りづらいのもいただけない。 ただし勝つごとに、横浜銀蝿の人やドリカムの人の映像が出るらしいので楽しみ。
(かずぼん)
ハローキティの権利を取得した時点で資金が底をついたらしく、後は普通の麻雀ゲーム。 これだけで2000円の元は取ったと思ったのだが、おなじみのキティーちゃんたちの挙動がどうも怪しい。
キティーちゃんは大きなおて手で3枚ずつ牌をツモっては着ぐるみの首の付根に不要牌を捨てているようだし、 けろっぴがはんぎょどんに明日の天気を聞いた直後は必ず天和がでる。 現場を押さえて○ボタンを押しても「キティーの体重はリンゴ3個分なのよ」しか喋らない。
サンリオファン以外にはお勧め。
(ぴっちゅん)
歴代ライダー・宇宙刑事・スーパー戦隊モノ。全ての特撮ヒーローが勢ぞろいの格闘ゲームと聞いて即購入したがゲームを始めて唖然。 画面で闘うのは全身タイツのおっさん数人。 よく見ると胸のゼッケンに「クウガ」とか「ギャバン」と書いてある。 どうやらキャラクターの版権が押さえられず、当時のヒーローの中に入っていた人たちをひとりひとり口説き落とした模様。
たしかにそのアクションは本物なので、なよなよしたおっさんがそのうちモモレンジャーに見えてくるから不思議。 特撮の全てを許せる特撮愛がある方にのみオススメ。
(ピカワ)
マナカナちゃんと神経衰弱で勝負。トランプの変わりにマナカナのいろんな名場面を揃えていくゲームです。
「ふたりっこ」のときのマナカナ。「さんま御殿」のときのマナカナ。ATMをユンボで襲撃するマナカナ。ケチャップをつける茉奈、財布を抜き取る香奈・・・等々。 そして宗兄弟を2人ひくとゲームオーバー。
ちなみにギャラを押さえるためか、香奈が1人で演じています。宗兄弟も。
(仙台駅西口集合)
僕は「ふしぎ発見!」の大ファンなので非常に楽しみにしていたのですが、がっかりです。ゲームバランスがひどいのです。
黒柳徹子がBボタンを押すだけで使える「サイコキネシス」が強すぎて、鍛え上げた体の草野さんなんて、 なんとか接近戦に持ちこんでも今度はAボタンで出る「ブレインシェーカー」なる技で一撃で、ゲームになりません。
応募券を送ると抽選で10名様に「ひとし君人形」が当たるということなので、そっちに期待です。
(まげまげ)
オープニングムービーで大車輪をグルグル回る森末慎二がカッコいい。
英会話ゲームの1面の課題が「クラシアン」。カッコよく「クゥラスィアン!」と発音するとクリア。 あまりにつまんないのでムカついてCD-ROMを便器に投げたら詰まった。すぐにクラシアンに電話をしたら森末が来た。
(まげまげ)
自分の曲を盗作された亜星が怒りのあまり、街のチンピラどもを投げ倒していく横スクロールアクションゲーム。BGMはもちろん亜星の曲。
しかしこのゲーム自体が亜星の許可が取れていない。
(外務大臣)
主人公の竹中大臣が、クラス一の美少女福田官房長子ちゃんとドキドキワクワクの学園生活を送るというものです。 しかし官房長子ちゃんは「カワイイね」と言うと喜び「スダレ」と言うと怒るところまでは理解できるのですが、 誕生日に渡すプレゼントが核というのはいかがなものか。
ライバルや他の候補の女の子たちも魅力的で、とてもマジメな四位委員長恵ちゃん、カイワレ大好き管代表美ちゃんに、 とてもひょうきんなジョセフィーヌ小沢党首リータちゃんなどいっぱいですが、 おじゃまキャラの亀井静香・江藤隆美番長グループが語尾に必ず「そう高速道路」とか「そう税、そう税」と付けるのは気になってしょうがありません。 「今日こそはギッタギタのメッタメタにしてやる公的資金注入!」とか言われても。
見事エンディングまで行くと、山崎幹事長がお宝映像をくれます。 小泉首相は、LOAD時間の合間に「感動した!感動した!感動した!」と言うためだけに登場します。
(じん六さんの宴)
ボールを六法全書ではね返して伊藤弁護士の顔のボツボツを消すゲーム。 面をクリアーするごとに法律アドバイスをしてくるのがとても親切。 「こうすればうまく行く計画倒産」のアドバイスは今度やってみたくなりました。 宝塚について熱く語る伊藤弁護士はボツボツが2割増で消すのが大変。 あと最近あちこちに出ているオモシロキャラの橋下弁護士がウザいのでなんとかしてください。
(まげまげ)
ゲームが始まると、まず体育座りをしているアムロを○ボタン連打で立たせるのが大変。 やっと戦闘モードに入る。技術的な限界なのか、 2Dのドット絵で首だけのザクが何台も何台も迫ってくるのをコアファイターで倒すギャラガ的なゲーム。
延々とルーチンワークをこなした結果、ラスボスはフラウ・ボウ。 「意気地なし! 意気地なし!」と言いながら平手を繰り出してくるのをよけて、ビームジャベリンで突こう。
クリアすると見られるCGが、富野監督のセイラのコスプレなのにはげんなり。
(貧乏トニー)
プレイヤーが使用するキャラクターが、給食のおっさんこと関谷。 敵として登場する子供たちは、モップで殴るとあっさり勝てるため、ゲームバランスは最悪と言わざるを得ない。
「お母さーん!!」と叫びながら校舎から飛び降りる子供をキャッチするミニゲームは、ゲームウォッチの「パラシュート」そのもの。 しかも失敗した時のグラフィックは必要以上に入魂。 ただし登場する全てのキャラの手がグワシの形になっているのには遊び心を感じた。
(瀬戸あやみ)
やまかつファン待望のレースゲーム。
邦ちゃんのコーナリングが良すぎたり、体当たりされるとひとたまりも無い渡辺徹、笑っている森末慎二など、番組のイメージはそのまま。 全ステージクリアすると、ピアノに乗ったKANが隠れキャラとして登場。 小田茜を轢くとスピードアップ、など細かいところまでどこまでもファンにやさしい。
エンディングテーマの「それが大事」のリコーダーバージョンはせつなすぎ。
(まげまげ)
森脇健児が特にすることも無いので自分のタマキンをいじる、新感覚シミュレーションゲーム。 プレステのアナログコントローラーをグリグリ動かして高得点を狙ってください。 アナログコントローラーの動かし方で獲得する得点が変化します。 玉袋が延びたらステージクリア。 「夏ステージ」は比較的簡単にクリアできるが、「冬ステージ」は激ムズ。
ステージクリアのごほうびに、「夢がMORIMORI」に出演していたころの思い出映像が本人視点で見ることができる。
(ぴっちゅん)
ファミコン版ハットリスの帽子を載せる台がウーピー・ゴールドバーグになっている、だけ。 たくさん帽子が載るとカッと目を見開いたり笑ったりするので怖い。 そこに気をとられているとすぐゲームオーバーになる。
(ブルブルハワイ)
長淵剛が、航空会社の閉鎖的な体質、ひいては腐りきった世の中と闘いながら、それはそれとして自分はジェット旅客機をなんとか無事に誘導するゲーム。
長渕の怒りゲージがどんどん溜まっていくが、これがMAXになるとまわりのコンピュータを蹴りはじめるため、ころあいを見はからってアコースティックギターを与え、怒りを鎮めなければならない。 しかしギターを持ったままだと「とんぼ」を歌いはじめてまたゲージが上がるので、長渕の右手がギターの弦にかかった瞬間にギターをうまく取り上げる必要がある。 しかしこのタイミングが一瞬でも狂うと、ギターで管制室を壊しはじめる最悪の展開に。
とにかく難易度が高すぎてクリアできない。
(外務大臣OFジョイトイ)
寂聴の般若心経にあわせて木魚を叩くだけのゲーム。 さらにバリエーション豊富で、般若心経だがヒップホップ、般若心経だがユーロビート、般若心経アンプラグド、般若心経グランドシンフォニーバージョンなどがある。 特に「般若心経with東儀秀樹featuring葉加瀬太郎」が激ムズ。
全てのステージをクリアすると寂聴のお宝映像を一枚ずつゲットできる。 滝にうたれる寂聴、クマに追われる寂聴、などを見ることができる。 ほとんど全てクリアしたが、ファミ通に載っていたルーズソックスの寂聴がまだ見れていない。
(外務大臣)
これ読めないね。激ムズだもん。難易度が高すぎて、おそらくね、第1ステージの「門」から中に絶対に入れないと思うよ。 いろんなコマンドを入力すると思うのね。「兄弟だ」とか言うと思うけど、そこはあそこのゲートをくぐれないまま・・・
(伊集院のコメント)
(ピカワ)
僕は三田村さんの大ファンで野球も大好きなのでとても楽しみにしていたのにひどいです。
電源を入れるとタイトル画面も出ず、いきなりマスクを付けミットを構えている三田村さんのCGが。 カーソルで狙いをつけてボタン超連打で剛速球を投げ込むだけ。 ぶっ飛ぶ三田村さんがリアル。 これじゃ野球じゃないよ。ただの軟球ぶつけだ。
ボーナスステージの、野犬にボールをぶつける面はかなり面白いのでよかったです。
(まげまげ)
10人ほど横に並ばせたADのケツを、トメさんがリズムにあわせて蹴り上げていく姿が妙にリアル。
ADさんの出す「ウー!」という声がちゃんとドレミの音階をふんでいるのが素晴らしい。 しかしバラード曲ならわりと快調なのだが、The Michelle gun elephantあたりの曲だと後半トメさんがバテバテ。 ただし長峰アナが出てきてかわりに蹴り上げてくれることもある。
(野田めぐみ)
ドカベンで「電車でGO!」・・・意外な取り合わせに「キャラクターが車掌になっただけとかお決まりのパターンかな?」と思ったらびっくり。 原作に忠実。山田が蹲踞(そんきょ)をしながら通過する駅名を当てるゲーム。
正解し続ければ全国各地長い時間プレイでき、マニアックな駅名も登場し意外に楽しめる。 2文字の駅名だとヒット、4文字はホームランとみなし打率とホームランが表示されるのは強引。
一定数の駅名をクリアするとごほうびとして見られる「水島新司草野球名選手カード」は知らない人ばかり。
(ねじめちとせ)
トミー・フェブラリーのライブのグラフィックやジャケットグラビアの写真を使った間違い探しゲーム。 ただし、あきらかに違うメガネをかけていたりするのですが、そこを指摘したところでポイントにならないのはなぜだろう。 間違い探しの絵は500種類以上用意されているそうだが、間違いは全て何の脈絡もなく、後ろに立っている応援団の応援旗4本のうち右から2番目だけなびいている方向が違う、といったような子供だましのものばかりなのはなぜ?
(鹿島隼人)
SIMPLEシリーズにあの現役大リーガーバリー・ボンズを登場させた、というところまでは評価できるが結局それだけのゲーム。
ボンズの権利しか押さえられないなら押さえられないで、他は架空選手の野球ゲームなり作ればいいものを、それではもったいないと、ボンズとプレイヤーが野球盤をする内容なのはいかがなものか。 しかも野球盤の相手となるフルポリゴンのボンズが、「消える魔球は3回まで」と決めても絶対守らないわ、負けるとすぐに野球盤をひっくり返すわ、試合に夢中になってウンコを漏らしてることに気づかないわ、部屋に入ってきたトンボを追っかけてどこかに行ってしまうわ、とバカ丸出し。
今シーズンオフにすでにボンズから訴えられることが決定している作品。
(仙台駅西口集合)
タイトルを聞いて思わず手を出してしまったこのゲーム、プレイしてびっくり。まさか舞台が白亜紀とは。
主人公の信長が、歩兵隊・騎馬隊・鉄砲隊をうまく使って相手を倒していくのだが、ティラノサウルスやトリケラトプスには全く効かない。 なんとか倒したとしてもすぐに別の恐竜が攻めてくるので、尾張の国にのちほどなるらしい原野を守るだけでせいいっぱい。
恐竜を5匹倒すと見られる、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が鳥を見ながら俳句を詠む掛け軸が、ホトトギスではなくて始祖鳥なのは好き。
(小林清次郎)
予想通り盗むところから始まる。これが「メタルギアソリッド」みたいですごく面白い。 問題は本編であるレースにガッカリです。「支配」がどうした「束縛」がこうしたと、操作を全く受けつけないバイク。 全速力で小さなジャンプ台に突っ込んで派手に転んだり、手におえない。
おまけにクリアするごとにもらえるおまけグラフィックの「尾崎ハウスの主人」は知らないし知りたくもない。
(瀬戸あやみ)
人気者の高見盛でひと儲けを考えたゲームメーカーが権利を取得して作ったパズルゲーム。 主人公がチョンマゲで肌色というところ以外は普通の「倉庫番」と変わらないのだが、 お相撲さんだからという理由で荷物を強引に引っ張れたり入らないスペースに無理矢理押しこめられたりと、パズルゲームになっていない。
ただステージをクリアするごとにもらえるおまけCGは、 「指相撲で友達の指を曲げてはいけないところに曲げている高見盛」の写真や 「火遊びをしていて気づいたら隣の家がゴウゴウ燃えてるのを呆然と見ている高見盛」の写真など、 楽しいエピソード写真が見られるので、ファンには嬉しい。
(かずぼん)
あの名作「寺尾のつっぱり大相撲」の続編がSIMPLEシリーズに登場。 今度は土俵からチェス盤に舞台を移して熱い戦いが繰りひろげられる。
男前力士として人気を博した寺尾の甘いマスクがリアルなCGで再現されているのは素晴らしいが、対戦相手のひとりとして登場する高見盛が、 チェス盤を見ると「しーろくーろちーかちーかしーろくーろちーかちーか、怖い怖ーい!!」と言って暴れ出すのでチェスができません。 ○ボタンのクロロホルムをかがせておとなしくさせましょう。
エンディングのスタッフロールを見たら、 製作総指揮・CG・音楽・デバッグにいたるまで全て寺尾が担当しているというのも感動。 これからもゲームクリエイターとしての寺尾を応援したい。
(まげまげ)
タイトルからして、もちろん映画「どついたるねん」をモチーフにしたボクシングゲームだと思っていたら全然違う。 赤井英和が白木屋の店長に扮し、酔って店員の女の子にからんだり料理に難クセをつけてくる客を問答無用でアッパーカットするというもぐらたたきゲーム。 ステージをクリアするたびにもらえる白木屋のサービス券をプリントアウトするためにプリンター一式をそろえるのがすごく高くついた。
(ここはグリーンスタジアム)
バーテン役のリリー・フランキーがたっぷりのユーモアとちょっぴりのエロスで作りあげた、 「口説き文句」という名のカクテルをプレイヤーが堪能するデータ集。 なかでも第4章「対女教師編」の、「教師っていう仕事は聖職だけど、教員が聖人であるとは限らない。だからふたりで夜の二次方程式を解いてみないかい?」には感動。
2000円でモテるとは!
みなさんにもぜひオススメしたい作品。
(埴輪目線)
内容としては、表示される日本語に対応した英単語を4択の中から選ぶだけの単純なもの。 ただその背景に表示されるのが日野日出志氏の恐怖絵だからたまらない。 1問でも間違えると、主人公の少年がウジ虫だらけの便器に引きずりこまれてゲームオーバーになるので、難易度はおそろしく高い。 がんばってクリアしても、エンディングに「おめでとう」のおの文字もなく、「このゲームをプレイしたお前は1週間後に死ぬ!」と表示されてフリーズするからもう死にたい。
まぁ刻まれたトラウマの数だけ単語が入るので結果オーライとも言える。
(DJ2号)
ゲームスタート直後からなぜか画面が赤っぽい。 それもそのはず、「勇者もりしげ」のHPは1しかない。 そのため戦闘どころか街を歩くのも命がけという激ムズさ。 アナログスティックをちょっとでも強く倒しちゃうと変なことになりそうで気が抜けない。
クリア後に見れるムービーが全て白黒で「この映像は7月○○日に撮られたものです」というテロップが出てくるのには、 メーカーがなんらかのアクシデントに備えている気がして、引く。
(仙台駅西口集合)
ロード時間がやたらと長く1手目から長考、とかなり操作性が悪い。 また1時間以上の長期戦になると、対戦相手の森繁が動かなくなるのがリアル。
また、クリア後のお宝映像として、小林聡美と階段を転げ落ちる森繁や、「I'll be back!」と叫びながら溶鉱炉に沈んでいくメタリックな森繁・女豹のポーズをとる森繁など、 往年の名場面を映像で見ることができる。恐らく数年後にプレミア。
(ペットボトルアタッカー)
北斗神拳の使い手となる假屋崎省吾先生が敵を倒していくアクションゲーム・・・ってなんだよ!って思いましたが、 いざプレイしてみると倒した敵ひとりひとりに一輪の花を刺していくところがいかにも假屋崎先生っぽいな、とは思いました。 しかし假屋崎先生がダメージをくらうたびに「はうぅんはうぅん!」と言ったり、攻撃が「踏みつける」だったり、 胸の北斗七星の傷が見えちゃった時に恥じらいの表情を見せたり、の假屋崎に少し引きます。
ラスボスラオウを倒すエンディングですが、あのラオウの拳をかかげたポーズに花を生けだす假屋崎先生にプロの技を見ました。 完成したラオウの生け花のCGは本当に素晴らしいものでした。 さっきまではうぅんはうぅん言っていたおじさんのものとは思えない出来。
なぜ「假屋崎省吾THE生け花」ではなく「北斗の拳」なのかは謎。
(パワフル藤田)
ダチョウ倶楽部の上島さんが得意の西田敏行のモノマネで「釣りバカ日誌」よろしく釣りを楽しむゲームです。 ゲームバランスは意外に良く、カツオの一本釣りなどは駆け引きがとても面白くできています。
ただ、海面上にサメの尾びれが見えると画面が一変。 そこには「押すなよ!絶対押すなよ!」の文字が。 がまんできずにボタンを押してしまうと、上島の体は見事な放物線を描き海へドボン。 ギャルゲーとは一味違う甘い誘惑を楽しめる作品になっている。
(埴輪目線)
主人公の少年が妹の節子を背負い、意地悪な親戚やスイカ農家を次々と倒していく横スクロールアクション。
節子のライフゲージが0になるとゲームオーバーになるので、道々サクマ式ドロップスを拾って回復させよう。 まちがえて石ころを拾うとライフゲージが激減するので注意すべし。 ハッカのドロップスを3つ続けてねぶると無敵になったりとゲーム的ギミックを盛り込んでみるものの、 エンディングは例の結末か、レアエンディングの「ホーホケキョとなりの山田くん・上映中のガラーンとした映画館で呆然とする高畑監督」と哀しすぎ。
製作者の良識を疑う。
(サロの惑星)
「ハイパーオリンピック」のようなゲームを期待した僕がバカでした。
内容は、織田祐二のご機嫌を取って世界陸上中継を成功させるシミュレーション。 機嫌を手っ取り早く良くするために「踊る大捜査線」の話題を選ぼうとしたのだが、TBSのためあるのが「アンドロメディア」しか無い。 他によく探してみると「卒業旅行・ニホンから来ました」はあるが、選べば織田がだんまりを決め込んでゲームオーバーになる。 しかも陸上関係の版権を全く取れていないので、出てくる選手名が「アナルスキー(ロシア)」など適当。
クリアも何も、ランダムで世界新が出れば織田は大はしゃぎで、画面上に大きく「世界陸上中継大成功!!」と出るが、織田が何の役に立っているかは藪の中。
(仙台駅西口集合)
恋愛シミュレーションにありがちな、プレイヤーにアドバイスをしてくれる親友が児玉清という設定に無理がある。 児玉清と同級生とは僕はいったい何歳なんだ。
第一、児玉君は肝心の告白タイムの時に「さぁ大事な大事なアタックチャンス!」とか言ってひとり興奮してうるさいし、 選べる女の子の名前やライバルの男子の名前が「緑ちゃん」「黄色ちゃん」「赤さん」、あげくの果てには「角さん」と、 こりゃなんだろうと不自然に思ったのだが、ときおり児玉君が「赤と黄色の間に緑が入る」とか「どうして角にいかない?」とか言うのでわかった。 恐らく児玉清の声をテレビから取っているのだと。 クリア後に見られる思い出場面の映像も、大事な所が隠れていて見づらい。
全体的に地味です。
(ピカワ)
坂崎・桜井・高見沢の3人がカートに乗ってギターをかき鳴らして走るレースゲーム。
ゲームの目玉は、ファン1000人の顔写真をCGとして取りこんで沿道で応援するキャラクターとして立たせているところ。 固定ファンへのサービスのつもりが意外に僕にスマッシュヒットしている。 桜井が落としたつけヒゲにすべり、スピンしながらファンの女の子の中に突っ込んでいく高見沢。 このシーンは何度見てもやめられない。 グラフィック的には完全に轢かれているのに「98人のファンと触れ合った!」と表示されてるのは坂崎の優しさか?
次回作のタッキー&翼バージョンのゲームも楽しみです。
(まげまげ)
パッケージにあった18歳以上推奨のシールと超問題作のキャッチコピーに少し悪い予感がしたが、これが見事的中。 ゲームを起動すると同時にけたたましいサイレン音と「ペスト発生!ペスト発生!」の赤い文字が出てショボいゲーム画面に突入。 かわいらしいハム太郎のキャラクターをハンマーで叩いてつぶしていくだけ。
たしかに子供向きではないが超問題作ってほどじゃないなー、と肩すかしをくらっていたら、 最後のボスステージで、ミッキーマウスにうりふたつのキャラがガンガンメスのネズミと交尾してハム太郎をネズミ算式に増やしてるじゃないですか。 あまりのリアルムービーに、こりゃ18歳以上でもきついし、いろんな問題をはらんでると感じた。
エンディングに「ラスボスのチュー吉君は当社のオリジナルで、ウォルト・ディズニー社は全く関係ありません」とあったが、多分通らない。
(仙台駅西口集合)
意味もなく巣鴨を陥落するには気が引ける、 おふくろの実家があるのに・・・
キンキンがラムズフェルドばりの作戦を立てて、いきなり刺抜地蔵尊を落としに来るのでなんとか死守したい。 かなり強力。「おまっとうさんでした」と言って戦車部隊を投入されてはバランスもクソも無い。 こっちの手駒にある峰竜太は能力は高いのに流し気味で役に立たないし、 ゲストの山田まりあにいたっては巣鴨のことを何も知らないのに加わっているので戦闘中うんともすんとも言わない。 山田五郎のアイスラッガーだけが頼り。
クリアすると見られるごほうびのグラフィックに「このグラフィックを見た、と言えば先着100名様までカレー半額」とあったので、 カレーが食べたい人に損は無し。
(瀬戸あやみ)
あの名作アニメ「ハイジ」とトラック野郎のテイストがどう混ぜ合わされるのか興味本位で購入したところ、まさに力技でした。
まず最初に、ペーターの目を盗んでヤギをトラックの荷台に追いこむこところからゲームはスタートします。 ヨーゼフをうまくけしかけて短時間で積まないとペーターに見つかってしまいます。 トラックにヤギをギュウギュウ詰めにしたら運転席に乗りこみ、あとは爆走爆走また爆走。 レースモードは、アルプスが舞台のはずなのに背景が関越なのはSIMPLEシリーズだけに我慢するとして、 ユキちゃんにまたがって追いかけてくるペーターは時速130Km出しても振りきれないし、 車椅子のクララの体当たりでトラックが弾かれるのも無理がある。 もったいないけど荷台からヤギを発射したり運転席から黒パンを投げつけたりして追っ払おう。
ゴールすると残ったヤギの数だけジンギスカンの店のオヤジがクシャクシャの万札をくれますが、もはやあの純朴だったハイジの面影もありません。 ボーナスステージの、巨大なブランコを使って反動をつけ○ボタンで飛び、おんじを後ろから蹴り飛ばすミニゲームは爽快感あり。
(億万ガバス)
主人公の部屋のテレビに神田うのが映ったら、即リモコンのボタンを押してチャンネルを変えるゲーム。 とにかく反射神経が命です。素早くザッピングしてストレスゲージを溜めるな。
しかし、奴に特定のジャンルなんか無いから、ワイドショーはもちろん、いきなりドラマやバラエティーに出てくるから気をつけて。 特に筧利夫とのCMはちらっと見ただけでストレスゲージが沸騰するので注意。 難易度が上がっていくと、リモコンがベッドの隙間に落ちたり、まぎらわしいステレオやビデオのリモコンといっしょにあったりしてイライラする。 また、テレ朝で美川憲一が見えたので即変えたら、TBSでフランスの話をこってりしてやがって、と罠もある。 ゲージがMAXになってしまうと、テレビを壊す、母親につらく当たる、大学に行かなくなるなどバッドエンドに終わる。
ごほうび映像として、閑散とするうのオリジナルブランドショップの映像が見られるのは嬉しい。
(小林清次郎)
オリンピックなのに出てくる選手がみんな文系。 そのためか難易度は非常に高く、特に競泳ではどんなに連打しても連れあいの女性が死んでしまう。 マラソンでは選手の服がどんどん脱げていくし、たとえ1位になってもごほうびとして手に入るグラフィックは、 他の選手の友人が火あぶりにされてるシーンでげんなり。
連射パッドや定規などドーピング行為を行うと、病院に入れられてしまうのは原作のファンならニヤリとする。
(DJ2号)
しりとりの相手を作家がしてくれるということで、文学の香りを期待していたが、
プレイヤー「浮き輪」
室井「私と話そうなんて十年早いのよこの童貞が!」
プレイヤー「楽譜」
室井「不倫はいけないですって?童貞のぶんさいで!笑わせてくれるじゃない!」
プレイヤー「インコ」
室井「こんなゲームやってるようじゃこの先ずーっと童貞ね!」
といったやりとりでは、ゲーム以前に何かに負けてしまいそうだ。 でもクリア後のごほうび映像のセミヌードでピクリともしなかったので、俺は負けていない。
(埴輪目線)
ムツゴロウ先生が自然を舞台にハンティング。 それだけでよかったのだが、契約の際にムツゴロウ先生が「動物を銃で撃つなどもってのほか」と言ってきかなかったために「素手」という無茶な内容。
最初の標的であるライオンにほふく前進で近づいてみたが、ライオンのナワバリ圏内に入った途端、頭からガリッとやられ体力ゲージが激減。 そのへんのリアリティは先生監修のことだけはある。 当然2面のサイも、老人がポカポカやっただけではぶ厚い装甲はびくともしない。 キリンは登ることすらできない。 にもかかわらず説明書にはグリズリーやホオジロザメ、グンタイアリの記述があるのには背筋が寒くなる。
「たべっこどうぶつ」のようなイラストのパッケージとは裏腹に「グロテスクな表現云々」というシールが貼ってあるのもうなづける作品。 自然の脅威に接したいなら。
(魔封じの杖)
ニューヨークに留学したはずの元SPEEDのHITOEちゃんが、熊谷を舞台に人から見つからないように生活するゲーム。 万一見つかってしまった場合には、 三つ編みアフロをバサーっと拡げて威嚇や、マッキーでひたいに「肉」と書いてキン肉マンになりきる、などの手段で乗りきろう。
このゲームの大変微妙なところは、普通に歩いていて見つかったのにHITOEちゃんだと気づかれなかった時に精神的なダメージが起きること。 いったいどうすればいいのか。 島袋に無視された時には即ゲームオーバーだった。
続編として「加藤紀子in春日部」のバージョンも出るらしい。
(永世棋聖)
あの松岡修造とテニスができる、と思い購入したのですが、結論から言うと松岡とはテニスはできません。 かわりに松岡が応援席から声援を送ってくれるのですが、 テニスのテクニックやゲームの攻略法は一切しゃべらずに 「根性根性!!」や「はいチャンスチャンスチャンスチャンスチャンスチャンスチャンス!!!」というどうでもいい声援ばかり。 しかもそのセリフが字幕になって画面を覆うので見づらくて仕方がありません。
またクリア後には「松岡の広い広い交友関係から、謎の友人と対戦ができるぞ!」と書いてあるが、一茂であることがバレバレ。 ラケットのかわりにバットは使ってくるが強いのなんの。
審判がマリオなのでマリオファンなら。
()
ボディコン教の伝道師・荒木師匠とPS2の人気ソフトが夢のコラボレーション。
内容は、同梱のボディコンを身につけて近所の茂みに行き、寄ってくるヤブ蚊をこれまた同梱のジュリ扇で振り払う、という。 追い払った蚊の匹数を覚えておいてソフトに入力すると、その数に応じて「トゥナイトII」でブイブイ言わせた頃のお宝映像や、 「トゥーリア」の照明落下事故の再現ムービーが入手可能になる。
(胃もたれイモータル)
「ニュースステーション」を引退した久米宏が「残る余生を真中瞳とふたりっきりで穴の中で暮らしたい」と考え、日本中に穴を掘るゲーム。
しかし決まって落ちてくるのは、長嶋一茂をハメようとしてドジった三奈か兄妹両方かで、うまくはいかない。 失敗すると画面の隅から渡辺真理が氷のような視線を投げつけてくるのだが、むしろそれにときめく私だ。 真理よ、宏だけはでなく私をその目で見下してくれ。そして罵ってくれ。
変態なら。
(埴輪目線)
タイトルを聞いた時は、ドラえもんが未来の野菜を育てるゲームなのかなと思ったが、プレイしてびっくり。 香港の暗黒街に迷いこんだ観光客を首だけ出して地面に埋め、 無理矢理エサを食わせて人間北京ダックにするという、「A」の短編をモチーフとした内容。
ゲームを有利にするアイテムは多数用意されているが、それを売ってくれるのが喪黒氏なので、使用するとゲームオーバーへまっしぐら。 私は何度太った女性の膝に抱かれて「大仏様・・・大仏様・・・」と言いながら廃人同然になったことか。
ゲームを進めるごとにもらえるおまけ映像を全てそろえると、「A」の短編「鎖のついた武器」が読めるというつらさ。ドラえもんファン以外なら。
(DJ2号)
主人公のケント・デリカットがさまざまな番組に出たお金で土地を売り買いして大富豪になるゲーム。 テレビ出演中、タイミング良く「ユタ馬鹿にしないでよ!」かメガネのアレのボタンを押していくと、どんどん出演依頼が舞いこんでくる。 貯めたお金でユタの土地を買いしめ、ソルトレークオリンピックのタイミングで高く売り払え。 万札風呂におぼれるデリカットの映像は必見。
パッケージには「チャック・ウィルソン氏も推薦」と書いてあるが、 殺気ムンムンの笑顔でデリカットの肩に手を回すチャックと顔面蒼白でメガネにまんべんなくヒビ割れが入っているデリの写真を見る限り、 このソフトがいくら売れてもデリカットは儲からないと思われる。
(ホワイトういろう)
コパがアドバイザー役として頻繁に登場。
しかしコパは全くサッカーのことを知らず、「風水的に位置が悪い」と言いゴールキーパーをライン外に出したり、 ボールを大理石に変えようとしたりするので無視していたら、選手が全員謎の奇病にかかりゲームオーバー。 逆にコパの言うがままに、青のマニキュアを塗っただけでその選手は得点王。 ユニフォームをピンクの水玉で右乳首のところをくり抜いたものにしたらJリーグ優勝。 さらにクラブハウスのトイレに観葉植物を置いただけで、ベッカムが年棒スライスチーズ2枚であっさり契約。
ゲームバランスが悪くサッカーの要素が全く無い。 ただ、ミニゲームの開運アドバイザーの安齋先生にサッカーボールをぶつけてメガネを割るゲームは連鎖がアツい。
(仙台駅西口集合)
あの名作野球マンガ「タッチ」のゲーム化と聞いてすぐに購入したが、 レースとは名ばかりで「トラックをうまく操縦してコース上に飛び出してくる和也を時間内に何人轢けるか」 という倫理もへったくれも無いゲーム。
しかも飛び出してくる和也のうち二人に一人は達也で、全くグラフィックの区別が無い。 そのうえ間違えて達也を轢いてしまうと、復讐の鬼と化した南ちゃんが追いかけてきて、 新体操のこん棒を投げてフロントガラスを割られたり、リボンで車輪をがんじがらめにしてトラックをスリップ&大破させたりと、 原作とかけ離れたキャラクター性にげんなり。
またキャッチャーのデブメガネを轢いたときに出る悲鳴はアニメ版に忠実にこぶ平があてているのだが、 その声が尋常じゃなく恐らく本物のこぶ平に当て逃げをくらわせて録音したものと思われる。 そのため爽快感あり。 アンチ林屋なら。
(てつひと+)
前半はヒッチハイクあり出会いあり別れありと盛りだくさんでそこそこ楽しめたが、 後半のゲームバランスがあまりにも悪い。
ヒッチハイク終了から大ブレイクまでが10マス、 そこから渡辺美里の歌をカバーするまでに5マス、 その後は「ホストクラブ経営に失敗・1000戻る」と 「手裏剣トリオに改名するもだれも気づかないまま元にそっと戻す・1000回休み」 「道でばったり会ったサンプラザ中野に金をせびるとダイエット本をもらったので、 BOOKOFFに売ったら30円もらえた。嬉しい」の3マスで突然BGMの 「風に吹かれて・・・」の音量が上がり出し、 あがりもエンディングも無くブッツリと終わってしまう。
有吉なら。
(チョップスコオロギ&野田めぐみ)
ついにあの映画界の巨匠デビッドリンチがゲーム業界に参入と聞いて、期待と不安でいっぱいだったが、 内容は意外に普通の野球ゲーム。
しかし、スタンドにいるひとりの老人がじぃっとこちらを見ていたり、 打球を打つ音が子供の悲鳴だったり、 レフトポールのてっぺんに太った女が裸で立っていたり、 その女が風でグラグラ揺れて打球の行方どころじゃなかったり、 空振りをするたびに廃墟の映像が一瞬だけ映ったり、 回が進むごとにその廃墟がアップになって中で女が女の首を締めてる映像がチラッと見えたり見えなかったり、 その女の妙にやらしい口元がラッキー7にちらっと映ったと思ったら 「ストライクバッターアウト!」というものすごい不快なエコーがかかった審判の声が響いたり、 気がつくと球場の外が燃えていたり、 試合終了かと思ったら夢だったり、 実際にはプロのビリヤードのプレイヤーでビリヤード大会の真っ最中だったことに気づいたり、 ふと見ると対戦相手の女ハスラーがさっきの廃墟の女だったり、 やっぱり野球だったり、 とリンチならではのギミックが満載です。
(隊長+)
日本のプロ野球やアメリカのプロ野球のゲームは数あれどアジアの野球ゲームとは珍しいと思い購入したが、 いきなり実況がこれでもかと言うぐらい勇ましくてやかましい。
しかも4番の将軍様のデータが強すぎのうえにたまに打ち損じても、 敵味方全員協力してホームランにしてしまう。 それ以前に、バッターボックスに入る時に球場全体がマスゲームを30分間にわたって行うのがうざいし、 ヒットなど打とうものなら観客全員が総立ちで1時間「マンセー!マンセー!」と繰り返す始末。 審判はみんな将軍様の都合のいい判定しかしないし、スピードガンは絶えず「450km/h」と表示、 など勝つのは至難の技だが、たまに勝ちそうになるとなんだかんだ言ってくるのでやりたくなくなる。
観客席の美女応援団目当てなら。
(天王山&おのやん)
フィールドを歩いてポケモンを見つけたら写真をパチリ。 レアなポケモンをタイミング良く写真に収められたら高得点。あのポケモンスナップのタッキー&翼バージョンが新登場。
タッキーや翼のカッコいい写真をバンバン撮るぞと思ったら、ゲームはタッキーもしくは翼目線なのでそれは撮ることはできない。 仕方なく「タッキー!タッキー!」と喉から血を出さんばかりに叫びつつ追いかけてくる女の子を撮影したら100000点。 タッキーウチワをブンブン振りまわすヤンキース松井の女版をパシャリで1000000点。 コンサート会場の客席に向かって連写するだけで100000000点の点数がどんどん入る始末。
おもしろいにはおもしろいのですが、ちょっとレアモンスターが出すぎです。 まじめにバランス調節をしてください。
(まげまげ)
天才飯野賢治久々の新作。飯野自らが鬼武者と化し、ぬるま湯につかったゲーム業界を刀ひとつでぶった斬る痛快アクション。
鬼の形相をした飯野が志の低いゲーム会社に乗りこみひ弱そうなプログラマーたちを罵倒しつつ斬り捨てていく様は、ヤバいくらい痛快。 中ボスのサクラ大戦のコスプレをしたグラサンや飯野の乳首を16連射してくる名人を倒せば、ラストダンジョン「スクウェアエニックス」に突入。 ラスボス堀井雄二の毛根を全てつぶせばエンディング。
エンディングはものすごいCGを期待したが、画面が真っ暗になり、リアルサウンド「風のリグレット」が始まります。 しかも声優の権利の取り直しが効かないらしく、全てをイノケンがひとりでやっている。「Dの食卓2」よりゾクゾクする。
(サロの惑星)
ラブワゴンの運転手気分を味わうシミュレーションゲーム。
スタート地点で、いい年して愛だの恋だの人生だのとぬかしそうな男女を適当に見つくろい、ワゴンに詰めこんだらあとはアクセル全開。 ワゴン内にラブラブムードが高まってきたら、急ブレーキを踏んだり肥溜めに突っ込んだりして温度を下げろ。 ひと組のカップルも成立させず無事にゴールにたどり着いたらクリアだ。 アフガニスタンの未舗装の砂利道であいのりメンバーをゲロらせるミニゲームは大変面白くもらいゲロを利用した連鎖がキー。
おまけ映像として、週刊FLASHの「あいのりメンバーその後」特集に 小さく「タレント活動中」と書いてあるにもかかわらずテレビでは一切お目にかかることの無い小ブスの写真や、 その特集にすら出てない奴の消息が拝める。
(永世棋聖)
みんなに親しみをもたれるキャラクター・渡辺徹の指導のもと、正しい関西弁をマスターするゲームというが、 ゲーム自体は「ポパイの英語遊び」からゲーム性を削ったような出来で、 画面左上にいる郁恵ちゃんが投げた「な」「ん」「で」「や」「ね」「ん」の六文字を順番に拾うと、 渡辺徹の肉声で「なんでやねん!」が聞ける。
ただ問題は、覚えられる関西弁がこの「なんでやねん」ひとつしかないことと、 その発音が生粋の関東人の僕が聞いても違和感を覚える中途半端なものであること。 お助けキャラのはずの邦ちゃんや森口博子らが自分のことで精一杯なためにちっとも助けてくれないこと、 体力回復アイテムのはずの肉を、郁恵ちゃんが「カロリーコントロール!」などと言ってちっとも投げてくれないこと、 汗が止まらないのにもかかわらず背広で登場すること、など山積みだが、 適当にやっていると徹からこれまた「なんでやねん!」のツッコミが入るので、聞きたくなさにがんばるしかない。
とりあえず隠れキャラの「テクノ探偵団」のオウムが見つかるまでやります。
(ブルブルハワイ+)
コントローラーではなくマイクからの音声による指示で画面上のキャラクターを操作する画期的なアクションゲーム・オペレーターズサイドに 余計な古舘要素を盛り込んだこのゲーム。
足元に落ちているナイフひとつ拾わせるのに 「底の無い漆黒の闇に光る一条の流星! そこにあるのは希望か絶望か!さぁ今だ。今こそナイフを拾え!」と、 一言一句間違えず正確に発声しないと反応しないというゲームバランスの悪さ。
敵に囲まれた時などはうるさくて仕方がない。 野中の一軒家でひとり暮らしなら。
(じん六さんの宴+)
マイクコントローラーを使い志村けんを操作して敵を倒すゲーム。
一般的な操作はもちろんのこと、「アイーン」や「変なおじさん」「バカ殿様」「ヒゲダンス」「イッチョメイッチョメワァオ!」にいたるまできちんとこっちの言葉を判別し、 かつ画面上の志村がリアルにそれらをやってくれる。 操作性もバッチリで申し分なしと思いきや、最後のステージで背後から忍び寄ってくるボスキャラを倒そうと「志村後ろ!」と叫んだところ無反応。 あっさり殺されてしまったところで、初めてこのゲームがこのワンアイデアのゴリ押しでデッちあげられたことに気づき、 むしろメーカーの力技に完敗。 恐らくエンディングは無い。
ミッションをクリアするごとに見られるグラフィックは、 「寝ぼけた高木ブーに腰の肉をかじられて悶絶する志村」 「いかりや長介さん全快のニュースをアンニュイな表情で見つめる志村」 「金属バットを片手に尋常でない表情で立ちつくす仲本工事と血まみれ土下座の志村」など、 志村さんのプライベートフォトが満載です。
(魔封じの杖+)
室伏広治がハンマーを投げて敵を倒すゲーム、とまでは想像していたが、 2Dグラフィックの室伏がハンマーを高速回転させてヘリコプターのように空を飛び、 ハエや鳥をやっつけながら世界を旅する横スクロールゲームとは。
それでも気をとりなおしてプレイを続けていると、 ときたま気球に乗ってやって来る室伏の父ちゃんがくれるキャンディをなめるとグラディウスのオプションよろしく小さな室伏が室伏の周りを飛び回り、 室伏ビームや室伏ボンバーを出すにいたってついていけなくなってきた。
カナダやフランスなどの世界陸上開催地に降り立つと、ハンマーで凱旋門をぶっ壊したりロッキー山脈を削ったりするゲームができるのは楽しい。 が、オリンピック開催地のシドニーでのコアラの大虐殺には引いた。
開発者もさすがに行き過ぎと思ったのか、エンディング画面では急に家で寝ている実写の室伏のグラフィックに切り替わり 「グルグルまわりすぎたせいで変な夢見ちまったムロー」というセリフが出る。 とてもつじつまが合ったとは思えない。
(てつひと&プロ缶蹴ラー)
普通のゲームと思って購入したものの、プレイしてびっくり。 出てくる超人たちがどれも見たことも聞いたこともない奴ばかり。 どうやら、連載当時ジャンプ誌上で募集した「読者の考えた超人コンテスト」の落選作で一本デッちあげた模様。 どうりでさえない超人ばかりのはずだ。 しかもキャラクターの必殺技は、「茶筒マン」の「ローリング」や、「柴犬マン」の「噛む」など地味かつ安直なものばかり。 これはひどすぎると憤慨しながらプレイしていてた私はおどろいた。
敵キャラとして登場して来たのは、かつて私が応募した「残虐超人デーモンハサミムシ」ではありませんか。 しかもケツのハサミで相手の首をつかんで叩きつけるという技まで私の送ったアイデア通りです。 嬉しさと恥ずかしさとそして懐かしさで茫然としている私の中で、「このゲームを手に取ったのはきっと運命だったのだ」という思いが大きくなり、 クソゲーをつかまされた怒りもどこへやら。 いつしか思わず「ありがとう、ゆで先生。ありがとう、たまご先生」とつぶやいていました。
応募したことある人なら。
(魔封じの杖)
まずパッケージに大きく書かれていた「このゲームソフトの売上金は秘書の給料に充てられます」というところにうさんくささを感じた。 そのことについての真偽はさておきさっそくプレイ。
画面を見る限りこれまでの牧場物語シリーズと変わりがないことにほっとするが、 コントローラーを使って牧場にいる松浪を動かそうにもまったく動いてくれない。 操作性の悪さにいら立ちつつ説明書を見ると、使えるコマンドの欄に「マゲの手入れ」としか書いてない。 どうりで家畜や作物の世話をしてくれないわけだ。 そんな何もしない健四郎に向かって「テメェなんか牧場やってけるわけねぇだろバカ!」と大声で叫んだら、 画面の健四郎がいきなりコップを持ち出しまわりに水をぶちまけた。 メーカーは「これをうまく使って作物を育ててください」と言いたいのか? のどが枯れるほど叫んでコップ一杯とは。1日に100lは水をまかなければ作物は枯れるというのに。
あと初回限定版についていた、切ったマゲの毛を編みこんだセーターは気持ちが悪い。
なんとかゲームをクリアした夜、同じ保守新党の扇千景がアマゾネスになって迫ってくる淫夢を見た。 これはごほうびのグラフィックなのか?
(ウルトラマンキダタロウ)
キャラクターシリーズの中でも、肖像権をワンカップ大関との物々交換により取得という異例の経緯を経て・・・・・・
最初から全部キングボンビーがついてんだって。
もはやゴールするゲームじゃなくて「徳政令カード」を引くゲーム。
(埴輪目線)
蚊になりきることで話題を呼んだあのゲームが、カリスマシンガー長渕剛とのコラボレーションにより「トンボ」になりきるゲームとして登場。 長渕ファンの私は迷わず購入しましたが、蚊と違ってトンボではただ飛ぶだけでやることは別にありません。
長渕の名曲「とんぼ」のBGMに乗せて、土手や季節はずれの公園、プール上空などを意味なく飛ぶだけでは面白みに欠ける。 それでも、千葉マリンスタジアムで生き残りに必死の代打初芝のメットにチョコンと止まるステージはややおもしろかったが、 公園でウソ出勤中のサラリーマンに追いかけられるステージは、 追いかけ疲れたサラリーマンが泣きながら闇雲な方向に走っていくCGとBGMの「とんぼ」がやけにマッチしていていたたまれませんでした。
結局小学生につかまり、羽と手足、頭をもぎ取られてゲームオーバー。 この時だけは画面に長渕が出てきて、「生きて生きて生きまくれ!」と言うがもはやムリ。 おそらくそっくりさん。 ミニミニ長渕ファンなら。
(永世棋聖+)
音楽好きのタモさんによるこだわりの音ゲーかと思いきや「タモリ倶楽部」の例の音楽に合わせてケツをゆさぶるだけの下劣なゲーム。 専用コントローラをアナルに刺せば準備はOK。
最初は左右にゆっくりと振るだけだが、ステージが進むにつれ「小刻みに速く」とか「隣のケツが左右の時は上下、上下の時は左右」とか 「触ろうとする手を振り払いつつ」などレベルが上がるのでやりがいはある。 あまり激しく振りすぎるとコントローラが抜けたり、糞便をまきちらしたり、うっかり直腸を破ったり、 というハプニングにみまわれるので注意。 リズムが取れずにゲームオーバーになると、ケツは即CG化されお役御免になってしまう。
通信対戦をする際は選べるケツが早い者勝ちなので、いい水着を着たいなら早めにエントリーを。 遅れるとガサガサ・ケツ毛モウモウなどになってしまい不愉快。 腰痛持ちでなければ。
(瀬戸あやみだけど今日だけ本名OK伊勢まこと)
バイオシリーズは全てクリアしてるのでこれも、と思い購入。
リーダーの知能で謎を解きジモンのパワーでゾンビを倒すというところまではいいが、竜ちゃんが大変な曲者。 動かなくなったゾンビを竜ちゃんが調べると必ず「押すなよ、絶対押すなよ!」と表示されるので、 その通り押さずにしようと思うのだが、 顔をおもいっきり臓物でグチャグチャのおなかに近づけてから再度「絶対に押すな!」と言われると、その誘惑に勝てず押してしまう。 で案の定顔から死体に突っ込んで大騒ぎのうちにゲームオーバー。 鉄塔の上でも、毒グモの部屋でも、ワニがいる地下水路でも、執拗に「押すなよ!」を繰り返す。 竜ちゃんの背中の甘い誘いに勝てず何度もゲームオーバーになってしまった。
また、戦闘はガンマニアのジモンに任せておけばいいのに、ここでも竜ちゃんがしゃしゃり出てくる。 ラスボスに向かって射撃ボタンを押したら、帽子が足元に叩きつけられただけで攻撃能力は無い。 しかも大暴れするラスボスのグラフィックの片隅で、ひとり帽子を拾う竜ちゃんが完全に素なのが情けない。 唯一竜ちゃんが役に立ったのは、△ボタンを押すと出る涙で火を消す時だけだった。
(奥菜恵よもう一度)
得点が入る的に、三浦理恵子、羽田恵理香、宮前真樹、大野幹代、瀬能あずさの顔があしらってあり、 何度かボールを当てるとこの的は消えるのだが、瀬能あずさの的はすぐに消える。 大野幹代や羽田恵理香もわりと消えやすいが、宮前真樹は大変しぶとい。 ギミック満載なのは三浦理恵子で、一回ぶつかるごとに「♪あなたイジワル〜」とかキャットボイスが出るから楽しいのだが、 何度か当てると「DIAMOND☆YUKAI!」と言って消える。 しかしあまり愉快そうな表情ではなく、すぐ戻ってくる。
全部の的を消すとごほうびとして見られるグラフィックは 「三浦理恵子の蔵出しヘアヌード」「宮前真樹と鶴太郎のフライデー写真」 「今から思えば離婚問題で一番ゴタゴタしている時に取材に応じていた、週刊ベースボール・家族の食卓の石井琢朗、あずさ夫妻の巻の秘蔵カット」 「変装する有働アナ」などなど。
瀬能あずさの身内以外なら。
(クソの木正成)