※明らかに間違っているものもありますが、ここでは放送されたとおりにテキスト化しています。
警察犬に使われることから強い犬のイメージがあるシェパード。たしかに人間など他の動物に対しては強いが、犬同士のケンカにはめっぽう弱い。
みなさんはアンケート等の職業欄に「学生」と書いたことがあるだろうか。実は「学生」という言葉は大学に在籍する者のみを指すので高校生が職業欄に「学生」と書くのは間違い。正しくは「生徒」と書くのだ。
スイッチを入れればすぐにあかりがつくので、電気のスピードは早いと思われがちだが、実は電気の早さは時速数m。イモムシとほぼ同じ早さなのだ。ではなぜスイッチを入れるとすぐにあかりがつくのか。それは電子が隣の電子を動かし、隣の電子がさらに隣の電子を動かすといった一連の連鎖反応を起こすため。長めの棒を自分の手元でちょっと動かすだけで遠くにいる奴をつっつけるのと同じ原理である。
佐渡金山といえば江戸時代のイメージがあるが平成元年まで金を掘っていたんだぜ。
工事現場や大きな工場によく掲げられている「安全第一」のスローガン。この言葉の後ろに「品質第二、生産第三」という言葉が続くのを御存知だろうか。この言葉、第二次大戦当時にアメリカのUSスチール社が生産を優先したところ事故が続出。そこで社長が安全、品質の順に重視するよう支持したところ事故がなくなり生産もアップしたという。この話が世界中に広まり工事現場や工場の定番になったのだ。
天気予報の番号でおなじみの177。明治時代、この番号は大隈重信ん家の電話番号だった。
近くにボールペンがある人は手にとってください。キャップの上に穴が空いているのがわかりますか。この穴、ペン先が乾いてしまうようメーカーが意地悪をしたものではなく、子供が誤って飲み込んで気管につまっても空気が通るように空けられたもの。
布施博がジェットコースターに乗っても垂れないケチャップ。かつてはトマト調合エキスという名前で薬品としての登録があった。
事件の証拠に使われる指紋鑑定。この研究が始まった場所は科学技術の進むヨーロッパではなく、明治の初めの日本。当時東京の下町に住むイギリス人医師ヘンリーホールズによって日本の拇印を押す習慣をヒントに生まれたものなのだ。
信州の武将、真田幸村の本名は元次郎信繁。文禄三年に左衛門佐と改名したが、幸村という名前は生涯名乗っていない。
女性を悩ませる便秘。医学的定義によると「3日以上排便がないこと」を便秘と言うので二日目までは安心だ。
背広等の袖に付いている別段使い道のないカフスボタン。このボタン、ナポレオンがロシア遠征の時、配下の兵士達が袖で鼻水を拭うのを見てみっともないと思い、鼻水を拭えないようにつけたのが始まり。
ミツバチが大さじ一杯分のハチミツを作るためにはおよそ4000本の花の蜜を集めてこなければならない。
世界中の大学入試を合格が難しい順にランキングした場合、1位になるはアメリカのマサチューセッツ工科大学とオーストラリアのシドニー大学。日本一難しいと言われる東京大学はこのランキングの100位にも入らないので受験生は一安心。
キリンといえば長い首ばかりに目を向けてしまいがちだが、ちょっと下の方にも目を向けてもらいたい。実はキリンの足、ライオンのあごを蹴って骨ごと割ってしまう程の破壊力があるのだ。
ジーコ、カレカ、ドゥンガ等、ブラジル人サッカー選手の名前は本名ではなくニックネームなのは有名な話。では、なぜ彼らがニックネームで登録するのか。それはブラジル人男子の名前はアントニオ、カルロス、ダシルバの3つで人口のほとんどを占めるから。本名で登録すると試合中まぎらわしくなるのである。
3匹の子豚でも有名なレンガ。みなさん、あのレンガの形を想像してみてください。あの寸法は21cm×10cm×6cm。試験にはでないけど覚えておこう。
沖縄に生息しているタイワンカブトムシはサトウキビの蜜を餌にしているのでクヌギの木に蜜を塗っても取れないぞ。
ビールのラベルなどでお馴染みの聖獣、麒麟。あの生物は正確には雄を麒、雌を麟と呼ぶ。
世界一大きな観覧車が東京都江東区の臨海副都心にあるのは有名だが、世界一大きな砂時計も同じく日本の島根県美馬町にあるのでお忘れなく。
亀の甲羅は人間で言うところの爪で当たるため強引にはがそうとすると相当痛がる。
現在日本の家庭にほとんど普及している電気炊飯器。この炊飯器の説明書に指示されている分量通りお米を炊いた場合、一番美味しく炊けるお米はササニシキ。これは炊飯器の開発段階で実験に使われるお米がササニシキのため。とはいえ、味の差は海原雄山がやっと気づくかどうかほどの微妙なもの。
田圃などでよく見かけるスズメ。この鳥、元々はアフリカだけに生息していたものが農業の伝来と共に生息域を広げていき日本にも住み着いたもの。つまり、農耕文化の無い縄文時代の日本にはスズメはいなかったのだ。
種牡馬として有名なトニービン。この馬の現役時代のオーナーはペルージャのガウチ会長。
地球上に巨大なクレーターを残すなど落下すれば大きな被害をもたらすと思われがちの隕石。が、統計によると、岐阜県に落ちた物で被害が屋根瓦3枚。愛知県に落ちた物で被害が朝顔の葉っぱに穴が空いたといった地味なものもある。
海岸に積まれている波の力を吸収するブロック、テトラポッド。1個100万円もするのでいたずらで壊すなよ。
蚊は卵からボウフラになって成虫になると思われがちだが、成虫になる前にオニボウフラと呼ばれるサナギになるのでメモしておけ。
地図に描かれている海岸線は満ち潮の時のもの。干潮時に有明海を車で走るとカーナビが海の中を走ってると思って困っちゃうぞ。ま、泥だらけの地面を走ることは不可能でしょうけど。
母の日に贈る花、カーネーション。この花の花言葉、母の日だけは「母のために」となるが他の364日は「軽蔑」。フライングをしてカーネーションを渡すと家庭崩壊の原因となるのでご注意を。もう手遅れだけど。
みなさん、人差し指を耳の穴につっこんでみてください。「ごー」という音が聞こえてきますよね。この音の正体は耳の中に住んでいる小虫がうごめく音ではなく顔の筋肉の繊維が伸び縮みする音。ちなみにこの音の謎、西洋医学の発達していない江戸時代に解き明かされていたと言うからおどろきだ。
世界一大きな島、グリーンランド。よくよく考えてみると雪や氷ばっかりなのに「グリーンランド」というのはおかしい話だ。ではなぜこのような名前になったのか。それは10世紀後半ノルウェー人のエリックがこの地への移民を募集するさい、土地のイメージを少しでもよくするためにこの名を付けたから。
今の時期、動物園にテナガザルを見に行くと一生懸命交尾をしているぞ。
ブラジルの国旗を思い浮かべてください。中心に星のようなものが描かれているのがわかりますか。あれ、1889年11月15日午後8時30分のリオデジャネイロの星空。
電柱の中って空洞になっているんだぜ。
すり鉢状の巣を作りそこに落ちたアリを補食するアリジゴク。アリの天敵に見えるこの虫だが、すり鉢状の巣から取り出してその辺に置いておくとアリに襲われる。